AI議事録ツール5選|tl;dv・Otter・Nottaを含む全比較【2026年】
会議の文字起こし・要約・議事録作成を自動化するAIツール5選を比較。tl;dv、Otter.ai、Notta、Fireflies.ai、Microsoft Copilotの料金・精度・日本語対応を解説。
会議が終わった後の議事録作成。 正直、面倒ですよね。その気持ち、すごくわかります。
録音を聞き直して、要点を抽出して、テキストに起こして、体裁を整えて。 30分の会議に、30分の議事録作成が必要になる。
安心してください。この作業をAIが自動でやってくれる時代になりました。
会議に参加するだけで、終了後に「文字起こし」「要約」「アクションアイテム」が自動生成される。 議事録作成の時間はゼロになる。
5つのAI議事録ツールを実際に使い比べた結果を報告する。
5ツール早見表
| ツール | 月額 | 無料枠 | 日本語 | 対応会議ツール |
|---|---|---|---|---|
| tl;dv | $20〜 | あり(制限付き) | ○ | Zoom, Meet, Teams |
| Otter.ai | $16.99〜 | あり(月300分) | △ | Zoom, Meet, Teams |
| Notta | $14.99〜 | あり(月120分) | ◎ | Zoom, Meet, Teams, Webex |
| Fireflies.ai | $18〜 | あり(制限付き) | ○ | Zoom, Meet, Teams, Webex |
| MS Copilot | $3,200/月〜 | なし | ◎ | Teams |
tl;dv — 動画のハイライト機能が秀逸
tl;dvの最大の特徴は、会議の録画から重要な瞬間をハイライトできること。
文字起こしだけでなく、「ここが決定事項」「ここが質問」といったポイントを自動でマーキングしてくれる。 後から会議を振り返るとき、全体を見返す必要がない。
良い点:
- 会議の録画・文字起こし・要約がワンストップ
- ハイライト機能で重要部分に即アクセス
- Slack、Notion、Salesforceとの連携が豊富
- 無料プランでも録画と文字起こしが使える
注意点:
- 日本語の文字起こし精度は英語に比べるとやや劣る
- 無料プランのAI要約は回数制限あり
Otter.ai — 英語会議ならこれ一択
Otter.aiは英語の文字起こし精度が群を抜いている。 リアルタイムでの文字起こしが表示され、話者の識別も正確だ。
良い点:
- 英語の文字起こし精度が業界トップクラス
- リアルタイム文字起こしの表示が速い
- 話者の自動識別が正確
- 月300分の無料枠がある
注意点:
- 日本語対応が弱い — 日本語の文字起こしは精度が低く、実用レベルに達していない
- UI/ドキュメントが英語のみ
英語ミーティングが多い外資系企業やグローバルチームには最適。 日本語メインの会議なら、NottaかtL;dvを選ぶべきだ。
Notta — 日本語精度で選ぶならNo.1
日本語の文字起こし精度で最も高いのがNotta。
日本企業が開発に関わっており、日本語のチューニングが他ツールと一線を画す。 「えーと」「あのー」などのフィラーの除去も自動で行われる。
良い点:
- 日本語の文字起こし精度が最高クラス
- フィラー自動除去で読みやすい文字起こし
- 録音ファイルのアップロードにも対応(会議以外にも使える)
- 月120分の無料枠あり
注意点:
- 無料枠の120分/月は、毎日会議がある人には足りない
- 海外ツール(Slack等)との連携はtl;dvやFirefliesに劣る
Fireflies.ai — 連携とカスタマイズの豊富さ
Fireflies.aiの強みはCRMやプロジェクト管理ツールとの連携だ。
会議の要約をSalesforce、HubSpot、Asana、Trello、Notionなどに自動で送信できる。 営業チームが商談メモを自動でCRMに記録する、という使い方に最適。
良い点:
- CRM連携(Salesforce、HubSpot)が充実
- カスタムトピックトラッカーで特定の話題を追跡
- 会議インサイト(発言量の分析、感情分析)
- API提供で自社システムとの統合が可能
注意点:
- 日本語精度はNottaに劣る
- 無料プランの機能制限がやや厳しい
Microsoft Copilot for Teams — 既にTeamsを使っているなら
Microsoft 365のCopilotを使えば、Teams会議の文字起こし・要約・アクションアイテムの抽出がTeams内で完結する。
新しいツールを導入する必要がない。 既にMicrosoft 365を使っている企業にとっては、最も導入障壁が低い選択肢だ。
良い点:
- Teams内で全て完結。追加ツール不要
- 日本語の精度が高い
- 会議後に「この会議で決まったことは?」と質問できる
- Outlook、Word、PowerPointとの連携
注意点:
- 料金が高い(Copilot for Microsoft 365: 月$30/ユーザー)
- Teams以外の会議ツール(Zoom、Google Meet)には非対応
- 個人利用には向かない
選び方フローチャート
自分に合ったツールを選ぶための判断基準。
Q1. 会議は日本語がメイン?
- はい → Notta or tl;dv
- いいえ(英語メイン) → Otter.ai
Q2. CRM連携が必要?
- はい → Fireflies.ai
- いいえ → Q3へ
Q3. 既にTeamsを使っている?
- はい → Microsoft Copilot
- いいえ → Q4へ
Q4. 会議の録画・ハイライトが欲しい?
- はい → tl;dv
- いいえ → Notta
ChatGPTで議事録を作る方法との比較
「わざわざ専用ツールを使わなくても、ChatGPTに録音テキストを貼り付ければいいのでは?」
確かにそれも手だ。 ChatGPTで議事録を作成する方法では、その手順を紹介している。
しかし専用ツールにはChatGPTにはない強みが3つある。
- 会議への自動参加 — ツールが勝手にZoom/Meetに参加して録音してくれる
- 話者の自動識別 — 誰が何を言ったかが自動で区別される
- リアルタイム文字起こし — 会議中にリアルタイムで確認できる
手動でChatGPTにテキストを貼る方法は、少人数の会議や非公式な打ち合わせには十分。 チームで定期的に会議がある場合は、専用ツールの方が圧倒的に効率的だ。
まとめ
正直に言うと、AI議事録ツールは、導入した瞬間から効果が実感できる数少ないAIツールのひとつだ。
日本語メインならNotta、録画とハイライトが欲しいならtl;dv、英語メインならOtter.ai。 まずは無料プランで自分の会議スタイルに合うか試してみよう。使い始めたその日から、会議後のストレスが激減します。
議事録作成以外のAI業務効率化については、AIで業務効率化する方法10選で幅広くカバーしている。
この記事が含まれるガイド: ビジネスでのAI活用全般についてはAIで業務効率化する方法10選で網羅しています。
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