ChatGPTを使った議事録の自動作成方法【手順つき】

ChatGPTで議事録を自動作成する具体的な手順を解説。会議メモの整理からアクションアイテム抽出まで、すぐに実践できるプロンプト付き。

ビジネスミーティングの風景

会議が終わった直後、「あの話って結局どうなったんだっけ?」となった経験、ありますよね。正直に言うと、議事録を手作業で書くのは面倒だし、記憶はどんどん薄れていきます。

安心してください。ChatGPTを使えば、この作業を数分で片付けられます。

この記事では、実際にChatGPTで議事録を自動作成するまでの流れを、順を追って紹介します。

準備するもの

議事録の自動作成に必要なのは、次の2つだけです。

  • ChatGPT(無料プランでもOK、精度を求めるならGPT-4o推奨)
  • 会議の録音テキストまたはメモ書き

録音テキストは、ZoomやTeamsの文字起こし機能、iPhoneのボイスメモ+文字起こしアプリなどで取得できます。完璧な文章である必要はなく、箇条書きのメモでも十分です。

手順1: 会議の音声をテキスト化する

まずは会議の内容をテキストにします。方法は大きく3つ。

Zoomの場合: 設定 → AI Companion → 「会議の自動要約」をオンにすれば、会議終了後にメールで要約が届きます。

Teamsの場合: 「トランスクリプション」機能をオンにして会議を録画すると、話者別の文字起こしが自動生成されます。

スマホ録音の場合: ボイスメモで録音した音声を、WhisperやClova Noteなどの文字起こしサービスにアップロードしてテキスト化します。

完璧を求めなくて大丈夫です。 多少の誤字脱字はChatGPTが文脈から補正してくれます。安心してくださいね。

オフィスの会議室

手順2: ChatGPTに議事録フォーマットを指定する

テキストをそのままChatGPTに投げると、フォーマットがバラバラになります。先にフォーマットを指定しましょう。

以下のプロンプトが実用的です。

以下の会議テキストを、次の形式で議事録にまとめてください。

【フォーマット】
■ 会議名:
■ 日時:
■ 参加者:
■ 議題と要約:(箇条書き)
■ 決定事項:(箇条書き)
■ アクションアイテム:(担当者・期限つき)
■ 次回までの宿題:

【会議テキスト】
(ここにテキストを貼り付ける)

このプロンプトのポイントは「アクションアイテム」を明示的に抽出させている点です。誰が何をいつまでにやるかが明確になるので、会議後の「で、結局何をすればいいんだっけ」がなくなります。

手順3: 出力を確認して微調整する

ChatGPTの出力は8割方そのまま使えますが、以下の点はチェックしてください。

  • 固有名詞の間違い: 人名や社名は誤認識しやすいので要確認
  • ニュアンスの違い: 「検討する」と「やる」は大きく違います。決定事項のトーンが正しいか確認
  • 漏れ: 重要な議題が抜けていないか、元のテキストと照合

修正が必要な場合は「アクションアイテムの3番目の期限を来週金曜に修正して」のように、ピンポイントで指示すると効率的です。

手順4: チームに共有する

議事録が完成したら、普段使っているツールに貼り付けて共有します。

  • Slack: そのまま投稿。Markdownがそのまま表示されるので見やすい
  • Notion: 新規ページに貼り付け。Notion AIの機能で追加の要約も可能
  • メール: ChatGPTに「この議事録をメール本文用にフォーマットし直して」と頼めば、メール向けの文面にしてくれます

Notion AIを業務で活用する方法については、Notion AIの使い方・料金・評判を徹底解説で詳しく紹介しています。

チームワークの様子

もっと効率化するなら:専用ツールとの組み合わせ

ChatGPTだけでも十分実用的ですが、頻繁に会議がある場合は専用の会議AIツールと組み合わせると更に楽になります。

たとえばOtter.aiやtl;dvは、ZoomやTeamsとの連携で会議の録音・文字起こし・要約を自動化します。ChatGPTの手動コピー&ペーストすら不要になります。

AIによる業務効率化の全体像を把握したい方は、AIで業務効率化する方法10選もあわせてご覧ください。ChatGPTの代替ツールについてはChatGPTの代わりに使えるAIツール7選でまとめています。

やってみた感想

筆者が実際に1週間試した結果、議事録の作成時間は平均30分から5分以下に短縮できました。特に効果が大きかったのは「アクションアイテムの自動抽出」です。以前は会議後にSlackで「あの件の担当って誰だっけ?」というやり取りが発生していましたが、それがほぼゼロになりました。

議事録の質もむしろ上がります。人間が書くと「聞き漏らし」や「主観のバイアス」が入りがちですが、AIはテキストに書かれた内容を漏れなく拾ってくれるので、後から「言った・言わない」問題も起きにくくなります。

まずは次の会議で、ボイスメモで録音してChatGPTに投げるところから試してみてください。やってみると「もっと早く始めればよかった」と思うはずです。


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