DALL-E 3 vs Midjourney|用途で選ぶ画像生成AIの正解

DALL-E 3とMidjourneyを画質・使いやすさ・文字入れ精度・料金プラン・商用利用の5つの観点で徹底比較。それぞれの強み・弱みを生成画像の具体例つきで解説し、イラスト・広告・SNS投稿などあなたの用途に最適な画像生成AIが分かります。

カラフルなデジタルアート

結論: ChatGPTを既に使っているならDALL-E 3で十分。画像の美しさが最優先ならMidjourney一択。どちらか1つなら、初心者はDALL-E 3、クリエイターはMidjourneyを選べば失敗しない。

「DALL-E 3とMidjourney、どっちを使えばいいの?」

結論から言うと、手軽さならDALL-E 3、画質ならMidjourneyだ。 5つの観点から比較した結果を、忖度なしでまとめた。

基本情報

DALL-E 3Midjourney
開発元OpenAIMidjourney, Inc.
利用方法ChatGPT経由 / APIWebブラウザ / Discord
最低料金$20/月(ChatGPT Plus)$10/月(Basic)
無料枠あり(ChatGPT無料で制限付き)なし
最新バージョンDALL-E 3V7

比較1: 画質 — Midjourneyが一枚上

アート性、色彩の美しさ、ディテールの緻密さ。 いずれもMidjourneyがリードしている。

特に風景画、ポートレート、ファンタジー系のイラストでは、Midjourneyの出力が明らかに「作品」として成立するレベルだ。

DALL-E 3も十分に美しい画像を生成する。 ただしMidjourneyと並べると「少し平板」に見えることがある。

勝者: Midjourney

比較2: 使いやすさ — DALL-E 3が圧勝

DALL-E 3はChatGPTに統合されている。 つまり、日本語で「こんな画像を作って」と話しかけるだけで画像が生成される。

しかも、生成後に「背景を変えて」「もっと明るくして」と対話しながら修正できる。 このチャットベースの画像生成体験は、他のどのツールにもない強みだ。

Midjourneyはプロンプトを英語で書く必要がある。 パラメータ(--ar 16:9--s 750 など)も覚えないと使いこなせない。

勝者: DALL-E 3

比較3: テキスト(文字入れ)の精度 — DALL-E 3がリード

ロゴ、バナー、SNS投稿など、画像内にテキストを配置する場面ではDALL-E 3が強い。

DALL-E 3は文字の綴りを正確に再現する能力が高く、「Happy Birthday」「SALE 50% OFF」などのテキストをほぼ正確に描画する。

MidjourneyはV7で文字の精度が大幅に改善されたが、まだDALL-E 3には及ばない。 特に日本語テキストの描画はどちらも苦手だが、DALL-E 3の方がまだマシだ。

勝者: DALL-E 3

比較4: 料金 — 用途次第

利用スタイルおすすめ月額
月に数枚だけ使うDALL-E 3(ChatGPT無料)$0
週に10〜20枚Midjourney Basic$10
ChatGPTも画像も使うDALL-E 3(ChatGPT Plus)$20
画像生成がメイン業務Midjourney Standard$30

DALL-E 3の強みは、ChatGPT Plusの$20/月にチャットAIと画像生成が両方含まれること。 画像生成のためだけに$20は高いが、チャットAIとセットなら妥当だ。

Midjourneyは画像生成専用で$10/月からスタートできる。 画像生成だけなら、Midjourneyの方が安い。

勝者: 引き分け(用途次第)

比較5: 商用利用 — どちらもOK、ただし条件あり

DALL-E 3もMidjourneyも、有料プランでの商用利用が認められている。

ただし注意点がある。

DALL-E 3:

  • ChatGPT Plus以上で生成した画像は商用利用可能
  • 生成画像の著作権はユーザーに帰属(OpenAIの利用規約)
  • Content Policyに違反する画像は生成できない

Midjourney:

  • 有料プランで商用利用可能
  • 年間収益$1M以上の企業はProプラン以上が必要
  • 利用規約の範囲内で自由に使用可能

著作権リスクをゼロにしたい場合は、IP補償が付くAdobe Fireflyも選択肢に入る。 5つの画像生成AIを比較した画像生成AIおすすめ5選も参考にしてほしい。

勝者: 引き分け

結局、どちらを選ぶべき?

判断基準はシンプルだ。3つの質問で決まる。

1. ChatGPTを既に使っているか? → Yesなら、まずDALL-E 3を試そう。追加コストゼロで画像生成が使える。それで物足りなくなったらMidjourneyを検討すればいい。

2. 画像の「美しさ」が仕事の品質に直結するか? → ポートフォリオ、デザイン案件、SNSのブランディングなど、画像のクオリティが売上に直結する人はMidjourney一択だ。

3. 英語プロンプトに抵抗があるか? → あるならDALL-E 3。日本語で指示して対話しながら修正できるのはDALL-E 3だけだ。

両方使う二段階ワークフローもある。 ラフなアイデアスケッチはDALL-E 3で素早く作り、最終的な高品質画像はMidjourneyで仕上げる。この使い分けはクリエイターの間で実際に広まっている。

Stable Diffusionという第三の選択肢

「どちらにも課金したくない」なら、Stable Diffusionがある。 ローカルPCにインストールすれば、ランニングコストゼロで無制限に画像を生成できる。

ただし、GPU搭載PC(VRAM 8GB以上推奨)とセットアップの技術的知識が必要だ。 始め方はStable Diffusionの始め方・使い方を完全解説、プロンプトのコツはStable Diffusionのプロンプトの書き方を参照してほしい。

画像生成AI全体の選び方は画像生成AI完全ガイドでまとめている。

まとめ

観点DALL-E 3Midjourney
画質
使いやすさ
テキスト描画
最低料金$0(無料枠)$10/月
商用利用

迷ったらこの順番で試そう:

  1. ChatGPTユーザー → まずDALL-E 3を無料で試す。8割の人はこれで十分
  2. 画質に不満が出たら → Midjourney Basic($10/月)を追加。画像生成がメイン業務ならStandard($30/月)
  3. コストをゼロにしたいならStable Diffusionをローカルで動かす

ChatGPTでDALL-E 3を使ってみる Midjourneyの公式サイトを見る


この記事が含まれるガイド: 【2026年版】画像生成AI完全ガイド — Midjourney・Stable Diffusion・Firefly・DALL-Eを目的別に比較しています。

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