Leonardo AIを3ヶ月使って分かった本当の実力|Midjourneyより優れた点と劣る点
Leonardo AIの料金・機能・評判を徹底検証。ゲーム開発者やイラストレーターに人気の理由と、Midjourneyとの具体的な違いを3ヶ月の利用データから正直に解説します。
「画像生成AIを使いたいけど、Midjourneyは高いし操作がDiscordで難しそう」
そう感じていませんか?
実はMidjourneyより無料枠が充実していて、Webアプリで直感的に使える画像生成AIがあります。Leonardo AIです。
この記事では、Leonardo AIを3ヶ月間使い続けた結果わかったことを正直にお伝えします。Midjourneyより優れている点、劣っている点を具体的に比較しながら、あなたの用途に合うかどうか判断できる内容にまとめました。
Leonardo AIとは?ゲーム開発者が選ぶ理由
Leonardo AIは2022年設立のオーストラリア発の画像生成AIサービスです。
最大の特徴はゲーム開発者・イラストレーター向けに設計された機能群。キャラクターや背景のコンシステンシー(一貫性)を保ちながら複数の画像を生成できるため、ゲームアセット制作や漫画のキャラクターシート作りに向いています。
月間アクティブユーザーは400万人超。Midjourney・Stable Diffusionと並ぶ主要プラットフォームとして認知されています。
Leonardo AIを支える技術スタック
Leonardo AIはStable Diffusionをベースに独自のファインチューニングを加えたモデルを複数用意しています。
- Leonardo Phoenix — 汎用性の高い最新フラグシップモデル
- Leonardo Kino XL — 映画的な質感を持つシネマティックモデル
- AlbedoBase XL — ゲームアセットに最適化されたモデル
- DreamShaper — アニメ・イラスト系の生成が得意なモデル
用途に合わせてモデルを切り替えられるのが強みです。画像生成AIおすすめ5選で比較しているような他のツールが単一モデルを中心に据えているのに対して、Leonardo AIは選択肢の多さが際立っています。
料金プラン|無料でどこまで使えるか
Leonardo AIの最大の魅力は無料枠の実用性です。
| プラン | 月額 | トークン/日 | 商用利用 |
|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 150 | △(個人利用のみ) |
| Apprentice | $10 | 8,500 | ○ |
| Artisan | $24 | 25,000 | ○ |
| Maestro | $48 | 60,000 | ○ |
1トークン = 標準品質の画像1枚に相当します。
毎日150枚まで無料で生成できるのは破格です。趣味で使うだけなら永久無料で続けられます。
比較対象として、Midjourneyは2023年に無料プランを廃止。現在は最安で$10/月(約1,500円)の支払いが必要です。「まず試してみたい」という人にとって、ここが最初の分岐点になります。
Midjourneyより優れている3つのこと
1. 無料枠が実用的で始めやすい
繰り返しになりますが、Midjourneyには無料プランがありません。Leonardo AIは毎日150枚という実用的な枠があり、コスト0円で本格的な画像生成を体験できます。
「AIアートを始めてみたいけど、いきなりお金を払いたくない」という人にとって、これは決定的な差です。
2. WebアプリUIが使いやすい
MidjourneyはDiscordのチャット画面でコマンドを打つ形式が主流です。慣れると速いですが、初めて使う人はDiscordの操作自体に戸惑います。
Leonardo AIはWebアプリとして設計されており、操作が完結します。
- 生成履歴が一覧で管理しやすい
- モデル選択がドロップダウンで簡単
- プロンプトパラメータをスライダーで調整できる
- バリエーション生成が1クリック
Discordに抵抗がある人、画像生成AIを初めて使う人には特に向いています。
3. キャラクター一貫性機能が業界最高水準
Leonardo AIの「Character Reference」機能は、特定キャラクターの外見を維持しながら異なるシーンや角度の画像を生成できます。
例えば、オリジナルキャラクターを1枚作成したら、そのキャラクターが「歩いている」「戦っている」「座っている」といった場面を、同じ外見・服装・髪型で量産できます。
漫画制作やゲームのキャラクターシートを作りたい人には、この機能だけでLeonardo AIを選ぶ価値があります。Midjourneyにも類似機能はありますが、一貫性の精度でLeonardo AIが優位です。
Midjourneyに劣る2つのこと
正直に書きます。
1. フォトリアル系の最高品質
Midjourneyの最新バージョンが生成するフォトリアリスティックな画像クオリティは、現時点でほぼ他の追随を許しません。広告や商業写真に使えるレベルの画像を求めるなら、Midjourneyが明確に優位です。
Midjourneyの始め方・料金・プロンプトのコツで詳しく解説していますが、特にv6以降のバージョンは「これがAI生成?」と思わせる品質を実現しています。
Leonardo AIも日々改善されていますが、写真リアル系の表現ではまだ差があります。
2. コミュニティの規模と熱量
Midjourneyには巨大なユーザーコミュニティがあり、効果的なプロンプトの共有が活発です。Discordサーバーを見ているだけで学習が加速します。
Leonardo AIにもコミュニティ機能はありますが、規模と熱量ではMidjourneyに及びません。「コミュニティから学びたい」という人にとっては差を感じるポイントです。
Leonardo AI vs 他の画像生成AIツール
| ツール | 無料枠 | UI使いやすさ | キャラ一貫性 | フォトリアル品質 |
|---|---|---|---|---|
| Leonardo AI | ◎(150/日) | ◎(Web) | ◎ | △ |
| Midjourney | ✕(有料のみ) | △(Discord) | △ | ◎ |
| Stable Diffusion | ◎(ローカル) | △(設定複雑) | △ | △ |
| DALL-E 3 | △(少量) | ○(Web) | △ | ○ |
| Adobe Firefly | △(月25枚) | ○(Web) | △ | △ |
DALL-E 3 vs Midjourney|用途で選ぶ画像生成AIの正解でも解説していますが、ツール選びは「最強のツールはどれか」ではなく「自分の用途に合うツールはどれか」で決まります。
こんな人にLeonardo AIを勧めたい
3ヶ月使った経験から、特に向いている人をまとめます。
Leonardo AIがベストな人:
- コスト0円で始めたい
- ゲームアセットやキャラクターイラストを作りたい
- アニメ・漫画スタイルが目的
- Discordに抵抗がある
- 複数のAIモデルを試して比較したい
Midjourneyの方が向いている人:
- 最高品質の写真リアル系画像が必要
- 広告・SNS等で商業利用がメイン
- 大きなコミュニティで学びたい
どちらが上か、ではなく用途で選ぶのが正解です。
ゲーム・アニメ・漫画系 → Leonardo AI、商業フォトリアル → Midjourneyというのが3ヶ月使った結論です。
画像生成AIの全体像を把握するには
Leonardo AIはたくさんある画像生成AIのひとつです。
ツール選びで迷ったら、まず全体を俯瞰することをおすすめします。【2026年版】画像生成AI完全ガイドでは、Midjourney・Stable Diffusion・DALL-E・Adobe Fireflyも含めた主要ツールを目的別に比較しています。
Stable Diffusionを無料でローカル運用したい方はStable Diffusionの始め方・使い方を完全解説、プロンプトの書き方を上達させたい場合はStable Diffusionのプロンプトの書き方が参考になります(プロンプトの考え方はLeonardo AIにも応用できます)。
まとめ
- Leonardo AIは毎日150枚の無料枠があり、ゼロコストで始められる
- WebアプリUIで操作しやすく、Discord不要
- キャラクター一貫性機能はゲーム開発・漫画制作に特に強力
- 写真リアル系の最高品質を求めるならMidjourneyが上
- ゲーム・アニメ・イラスト系ならLeonardo AI、商業フォトリアルならMidjourneyが正解
まず無料で触ってみて、自分の用途に合うか確認してみてください。
関連記事:
- 【2026年版】画像生成AI完全ガイド
- Midjourneyの始め方・料金・プロンプトのコツ
- DALL-E 3 vs Midjourney|用途で選ぶ画像生成AIの正解
- 画像生成AI入門 — 初心者が最初にやるべき3つのこと
関連記事
この記事が気に入ったら
SNSでシェアして、他の人にも教えてあげてください。
AIツール比較シートを無料でもらう
主要20ツールの料金・機能を1枚に。毎月更新。
- 主要AIツール20個を徹底比較
- 料金・機能・おすすめ度が一目瞭然
- 毎月更新で常に最新情報